【外壁塗装】色決めでやめた方がいい要注意な色を紹介!

【外壁塗装】色決めでやめた方がいい要注意な色を紹介!

要注意な色とは

外壁塗装を検討する際、多くの方がまず悩むのが「色選び」です。
この記事では、色を決めるうえで避けたほうが無難な色について解説していきます。

一見、「この色が絶対ダメ!」というような話に思えるかもしれませんが、そうではありません。
あくまでも、長い目で見たときに後悔しにくい色選びの視点をお伝えすることが目的です。ぜひ参考にしてみてください。

色選びで重視されがちな「デザイン性」

「どんな外観にしたいか?」と聞かれて、最初に思い浮かぶのはやはりデザインではないでしょうか。

たとえば…

  • 白を基調にした、爽やかで清潔感のある家
  • 黒×木目調でスタイリッシュなモダン住宅
  • 明るい黄色で目を引く個性的な外観 など

このように、理想のイメージを持って色選びをされる方が多いと思いますし、それ自体はとても自然なことです。

しかし、デザイン性だけで色を選ぶと落とし穴があります。

見落とされがちな「色の劣化リスク」

外壁の色は、塗った直後はどれも美しく見えます。
ですが、住まいの外壁は一年中ずっと、紫外線・雨・風・排気ガス・砂埃などにさらされる環境にあります。

そのため、時間が経つにつれてどんな色でも必ず劣化していきます。
色あせや変色、汚れの付着などは避けられない現象です。

この事実を知らずに「見た目」だけで色を決めてしまうと、数年後に
「思っていたより汚れが目立つ…」
「こんなに色あせるなんて知らなかった…」
といった後悔につながるケースも少なくありません。

後悔しないために知っておきたい色選びの視点

後悔しないために知っておきたい色選びの視点

では、どうすればいいのでしょうか?

結論から言えば、見た目のデザイン性だけでなく、「劣化に強く、汚れや色あせが目立ちにくい色かどうか」という視点を持つことが重要です。

この記事ではそのヒントとして、

  • 汚れが目立ちやすい色
  • 色あせしやすい色
  • 変色のリスクがある色

といった「選ぶ際に注意したい色」についてご紹介します。

繰り返しになりますが、これらは「絶対にNGな色」というわけではありません。
あくまでも、色を選ぶときに知っておくと役立つポイントとしてご紹介していますので、気軽に読んでいただければと思います。

色選びで注意したい色①:日焼け・色あせが目立ちやすい色

まずご紹介するのは、日焼けや色あせが目立ちやすい色です。
塗りたては鮮やかでも、時間が経つと見た目の印象が大きく変わってしまうことがあります。

代表的なのが、赤や紫などの赤系の色です。
これらの色は紫外線の影響を受けやすく、時間の経過とともに色あせが目立ちやすい傾向があります。特に、鮮やかな赤や原色に近い濃い色ほど、色あせした際の印象がはっきりしてしまいます。

たとえば、赤い建物の象徴ともいえる「東京タワー」も、約5年に1度のペースで塗装メンテナンスが行われています。これは、赤系塗料が紫外線による劣化を受けやすく、美観を維持するためには定期的な塗り替えが必要なためです。

この色あせの原因には、塗料に含まれる成分の性質も関係しています。
難しい化学の話は抜きにして、赤や紫などの色はとにかく色あせしやすい、と覚えておけばOKです。

また、黄色系の色も色あせが目立ちやすい傾向があります。
共通するのは、「鮮やかさの強い色=劣化が目立ちやすい」ということ。
原色に近いカラーは、美しさと引き換えに、メンテナンスの頻度が高くなるリスクを考慮しておくとよいでしょう。

色選びで注意したい色②:変色しやすい色

続いては、変色しやすい色です。
こちらも先ほどと同様に、赤系や黄色系などの原色に近い色が対象となります。

時間の経過や紫外線、空気中の汚れなどが影響して、当初の色味からくすんだ印象になったり、想定外の色に変わってしまうケースもあります。

見た目の美しさを保ちたい場合は、こうした色の「耐候性(たいこうせい)」にも目を向けることが大切です。
あくまで目安ではありますが、変色リスクが高いとされる色は、なるべく避けたほうが無難です。

色選びで注意したい色③:汚れが目立ちやすい色

最後にご紹介するのは、汚れが目立ちやすい色です。
この点についても、見た目の印象を長く保ちたい方にとっては重要なポイントです。

まずは、ここまで何度か出てきた原色系のカラー(赤・青・緑など)。
これらは外壁に付着したほこりやシミ、雨だれなどの汚れが非常に目立ちやすい傾向があります。

そして、忘れてはいけないのが白と黒。
一見、シンプルで美しい王道カラーですが、汚れの目立ちやすさでは両極端の代表格といえます。

たとえば、白い服にカレーのシミがついたらテンションが下がりますよね…。
同様に、白い外壁はほんの少しの汚れでも目立ちやすく、こまめな掃除が必要になります。

逆に、黒い外壁は「白っぽい汚れ」が目立ちやすく、手で触れただけでも粉っぽくなってしまうことも。
実際に、壁にもたれただけで服が白くなってしまった…なんて経験をされた方もいるかもしれません。

白や黒を選ぶなら、ワンクッション置いた工夫を

実際に外壁を塗り替えた方からは、「黒にしたら汚れが目立って想像以上に掃除が大変だった」「明るい黄色にしたが、思ったより浮いてしまって落ち着かない印象になった」など、色選びの段階では気づかなかった“見た目以外の落とし穴”に後悔する声も多く聞かれます。とくに原色系や赤系は、デザイン性の高さと引き換えに、定期的なメンテナンスの手間も増えると考えておくと安心です。

それでも「どうしても白系・黒系の外壁にしたい!」という方も多いでしょう。
その場合は、純白・真っ黒ではなく、少しトーンを落とした色味にする工夫が有効です。

たとえば、

  • 白を選ぶなら、やや黄みがかったベージュ系にする
  • 黒を選ぶなら、グレーを混ぜたダークグレー寄りの色にする

このようなアレンジを加えることで、汚れの目立ちにくさをカバーしつつ、理想の雰囲気を実現することができます。


色選びで失敗しないためのコツ

ここまで読んで、「じゃあ、どうやって色を決めればいいの?」と感じた方もいるかもしれません。
そこで、外壁塗装で色選びに失敗しないためのポイントをまとめておきます。

  • 屋外でサンプルを確認すること(室内の照明では実際の見え方と異なるため)
  • A4サイズ以上の大きめサンプルを使うこと(小さな見本では仕上がりの印象がつかみにくい)
  • 周囲の家や街並みに調和するかを意識すること
  • 時間が経っても汚れや色あせが目立ちにくい色を選ぶこと

外壁の色選びでは、小さな色見本だけで決めてしまうのは避けた方が無難です。実際の仕上がりとは印象が異なることもあるため、A4サイズ以上の大きめのサンプルを用意してもらい、必ず屋外の自然光の下で確認することが大切です。特に、時間帯や天気によっても見え方が変わるため、できれば朝と夕方など複数のタイミングでチェックするとより安心です。


色選びで迷ったら…

色選びで悩んだ場合は、施工業者やカラーコーディネーターに相談するのが得策です。相談時には、自宅の外観写真や周囲の住宅の色、理想のイメージ写真などを用意しておくと、スムーズに話が進みやすくなります。また、「家のテイストと合うか」「景観と調和するか」など、見た目以外の視点も事前に考えておくと、満足度の高い色選びにつながります。


まとめ:色の選び方で後悔しないために

まとめ:色の選び方で後悔しないために

ここまで、外壁塗装で避けたほうがよい色の傾向についてご紹介してきました。

まとめると、

  • 赤系や原色系の色は、日焼けや色あせ・変色が目立ちやすい
  • 白や黒といった極端な色味は、汚れがとても目立ちやすい

という特徴があることがわかりました。

ただし、ここで一つ大切なのが、「正解の色」は住宅の立地や環境によって変わるという点です。

たとえば、

  • 日当たりの良い場所に建つ家では、紫外線の影響を強く受けやすいため、色あせに配慮した色選びが重要です。
  • 一方で、あまり日が当たらない場所にある住宅では、そこまで強い対策が不要な場合もあります。
  • また、湿気が多く、カビや苔が生えやすい場所であれば、ダークブラウンなどの汚れが目立ちにくい色が適していることもあります。

このように、「避けたほうがいい色」=万人にとってのNG色ではありません。
大切なのは、ご自身の住まいの環境やライフスタイルに合った色選びをすることです。

外壁の色は、見た目の印象を大きく左右するだけでなく、メンテナンスの手間や費用にも関わる重要な要素です。

今回ご紹介した内容を参考に、「おしゃれ」だけでなく「長く快適に暮らせる外観づくり」を意識して、色選びを進めてみてくださいね。