本当は教えたくない洗面台裏技

洗面台の裏技

洗面台のリフォームは、日々の暮らしを快適にする上でとても重要です。ですが、実は業者の中でしか知られていない「本当は教えたくない裏技」や、「プロが密かに使っているおすすめ機種」というものが存在します。

今回は、リフォーム業者の現場で使われているちょっとした工夫や、洗面台選びで後悔しないための機種選定のポイントなどをお伝えしていきます。ご自宅の洗面台を交換しようか検討中の方は、ぜひ参考にしてください。


他社と差をつける裏技:余ったキッチンパネルの再利用

実はよく余るキッチンパネル

キッチンのリフォーム工事では、必ずと言っていいほど「キッチンパネル」が余ります。この余った材料、実は洗面台のリフォームにも再利用できることをご存じでしょうか?

例えば、洗面台の横の壁に水はね防止としてパネルを貼ることで、見た目も清潔感が出て、お手入れもラクになります。特に喜ばれるのが「洗面ボウル上部の一部のみ」にパネルを貼る方法。天井までではなく、30〜50cm程度の範囲にとどめ、水がはねやすい部分だけをしっかり保護します。

材料費は無料、施工費は請求が基本

余った材料を使うので、材料費は無料でも構いませんが、施工には技術が必要ですので、施工費はいただく形が一般的です。

ただし注意点として、この工事は大工さんがすでに入っている工事であれば可能ですが、洗面台の交換だけのような小規模工事の場合、別の職人を呼ぶ必要があり、対応が難しいケースもあります。現場の状況次第で判断が必要になります。


【機種選び】本当におすすめできる洗面台3選

洗面台のメーカーや製品は多種多様で、プロでもすべての機種名を覚えるのは困難なほどです。その中でも、価格帯・機能・耐久性をバランスよく備えたおすすめ機種を3つご紹介します。

① トクラス「エポック」:コスパ重視派に最適

トクラスの「エポック」は、コストパフォーマンスの良さで注目されています。リクシルの「ピアラ」と同等の価格帯でありながら、「ブルモーション」という機構をつければソフトクローズ機能も搭載可能。これは、「ピアラ」には標準では備わっていないため、大きな差別化ポイントです。

さらに、トクラスは人造大理石を得意とするメーカー。ボウルの耐久性も非常に高く、TOTOなどの洗面台よりも頑丈だと感じることもあります。

✅ Point:同価格帯の中でソフトクローズ付きが選べる数少ないモデル

② パナソニック「シーライン」:デザイン性と自由度の高さが魅力

「シーライン」の魅力は、なんといっても選択肢の豊富さ。フロートタイプ(足元が開いたタイプ)を選ぶことができるため、空間に開放感を持たせることができます。

また、水栓の交換も可能で、使い方に応じて自分好みにカスタマイズできるのも大きなメリット。価格帯としては「ピアラ」と同等でありながら、デザインと機能の自由度が高いため、おしゃれな洗面空間を演出したい方にはおすすめです。

✅ Point:足元スッキリなフロートタイプが選べる、カスタマイズ性の高さも魅力

③ クリナップ「シャンピーヌ」:コストを抑えつつ機能性も重視したい方へ

クリナップの「シャンピーヌ」は、リクシル「オフト」と同価格帯でありながら、2段引き出しタイプが選べる数少ないモデルです。

収納力を確保しつつ価格を抑えたいという方には、非常におすすめできる選択肢です。

✅ Point:2段引き出しが選べる機種の中で最安クラス


洗面台の「サイズアップ」も積極的に提案したい理由

洗面台リフォームでは、ただ交換するだけではなく、サイズアップを提案するケースも多く見られます。

昔の洗濯パンは74〜80cm程度の幅が主流でしたが、現在では64cmのものが一般的です。つまり、洗濯パンを小型化することで、洗面台の幅を10〜20cm広げる余裕が生まれます。元々75cm幅の洗面台が入っていれば、90cmや100cmへの変更も現実的になります。

サイズアップ時の注意点(特にマンション)

マンションの場合は、水回りの変更に少し慎重になる必要があります。多くのマンションでは年に一度、高圧洗浄による排水管の清掃が行われます。この際、排水口へアクセスできるようにする必要があります。

そのため、洗濯パンを小型化した場合でも、排水口へのアクセススペースを確保するために、洗濯機のかさ上げや**ドラム式洗濯機(足元が開いている)**への変更を提案することもあります。

さらに、洗濯機の高さが上がると、それに合わせて水栓の高さも見直す必要があるため、細かな確認と配慮が必要になります。

✅ Point:サイズアップ時は、排水口や洗濯機の高さに配慮が必須


まとめ:洗面台リフォームで後悔しないために

洗面台リフォームは単なる設備交換ではなく、暮らしやすさを向上させる絶好のチャンスです。今回ご紹介したような「裏技」や「おすすめ機種」「サイズアップのコツ」などを知っておくことで、より満足度の高いリフォームが実現できます。

とくに、

  • 余ったキッチンパネルの再利用

  • コスパに優れた機種の選定

  • マンション特有の注意点への配慮

といった細かな工夫や気遣いが、最終的な仕上がりやお客様の満足度に大きく影響してきます。

これから洗面台リフォームを検討されている方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にして、理想の洗面空間を手に入れてください。