「憧れの新しいキッチン!毎日使う場所だから、使いやすく、おしゃれにしたい!」
キッチンリフォームを考え始めると、夢が膨らみますよね。せっかくリフォームするんだから、水回りはこうして、収納を沢山増やして〜…ちょっと待ってください。その設備、本当に必要ですか?
リフォーム会社からオススメされた機能や、見た目の良さだけで設備を選んでしまうと、1年後には「こんなはずじゃなかった…」「お金かけたのに、このオプション、全然使ってない…」と後悔してしまうケースが後を絶ちません。
よくある失敗の中に、目先の安さだけで選んでしまい、使い勝手が悪かったり掃除の手間が増えてしまうこともあります。
この記事では、今現在リフォームを考えている方を対象に「これは1年後に後悔する可能性が高い!」と警鐘を鳴らす7つの設備を、具体的な理由とともに徹底解説しています。
この記事を最後まで読めば、あなたにとって本当に必要な設備が見えてきて、満足度の高いキッチンリフォームを実現できるはずです。失敗しないためのポイントを押さえ、理想のキッチンを手に入れましょう!

1. 金額だけで選ぶのはNG!キッチンの「グレード」
キッチンリフォームで後悔しないための最初のステップは、キッチンの「グレード」を慎重に選ぶことです。多くのメーカーでは、価格帯や機能によって「松竹梅」のようにグレードが分かれていますが、価格の安さに釣られて安易に一番安いグレードを選ぶのは危険です。
価格が安いグレードは、選べるオプションや機能が制限されていることが多く、当然リフォームが完了してからでは変更できません。最も重要なのは「収納力」です。一見同じサイズに見えるキッチンでも、上位グレードになると、引き出しの奥行きが広く設計されています。
たった数cmの違いが、日々の使い勝手に大きな差を生むのです。特にスペースが限られがちな日本の住宅では、この収納力の差がキッチンの満足度を大きく左右します。
※一番安いグレードがNGという訳ではなく、使う用途を考えてグレードを考えましょう。
元々器具が少なかったり、余り使わないのでしたら一番安いグレードが正解です。自宅でよく使うことをイメージしながら選びましょう。

2. 意外と入らない?「ダウンウォール」収納
吊り戸棚から棚が目の前の高さまで降りてくる「ダウンウォール」。ショールームで見ると、その動きに「便利そう!」と感動するかもしれません。でも実はこれも後悔しやすいオプションの一つです。
実際に使ってみると、ダウンフォール収納の機構が複雑な分、棚自体のスペースが狭くなってしまい、期待していたほど物が入らないのです。当然、安全上の理由から重さのある物は収納できません。
数万円払ってダウンフォールを付けたものの、結局はカップラーメンや乾物、海苔といった軽いものばかりが収納されているなんてこともありえます。そのために数万円の追加費用を払う価値があるのか、冷静に考えてみましょう。

3. 安物買いの銭失い?「浅型食洗機」
「家族も少ないし、浅型で十分かな」「深型より安いし…」という理由で浅型食洗機を選ぶと、ほぼ確実に後悔します。浅型食洗機は、思ったよりも食器が入りません。
毎食後、食器をどうにか収めようとパズルのように並べたり、フライパンが入らないから結局2回食洗機を回す…これもストレスになります。一方で、深型食洗機であれば、多少雑に入れてもしっかりと収まり、洗浄してくれるし、食器も調理器具も入れても洗浄してくれます。
実際に両方のタイプを使用した多くの人が口を揃えて言う事実です。家族の人数にかかわらず、フライパンやまな板などの調理器具もまとめて洗える深型を選ぶことが、日々の家事を楽にする賢い選択と言えるでしょう。

4. 掃除が大変!「独立型の浄水器」
いつでも美味しいお水を飲むために浄水器を検討する方も多いでしょう。浄水器には、水栓とは別に専用の蛇口を設ける「独立型」と、水栓に浄水機能が内蔵された「一体型」があります。現在の主流は圧倒的に「一体型」です。
その理由は、掃除のしやすさにあります。独立型のように水栓が2本あると、水栓の根元部分に水垢や汚れが溜まりやすく、掃除の手間が2倍になってしまいます。一体型浄水器の性能も年々向上しており、水道水のカルキ臭の原因となる塩素を除去するには十分な能力を持っています。特別なこだわりがない限りは、手軽で衛生的な一体型をおすすめします。

5. 1年で傷だらけに?「コーティング無しのステンレスシンク」
ワークトップやシンクの素材として人気のステンレスですが、安価なステンレスを選ぶと1〜2年で後悔することになります。特に注意したいのが、シンク部分のステンレスです。
コーティングが施されていない安価なステンレスは、調理器具や食器を置くだけで簡単に細かい傷がついてしまいます。傷が付くだけならまだしも無数の傷に汚れが入り込み、黒ずみやくすみの原因となってしまうのです。
一度ついてしまった傷や汚れを落とすのは非常に困難なのも注意が必要。ステンレスを選ぶ際は、傷が目立ちにくい「エンボス加工」や、コーティングがされているか、という点まで必ず確認しましょう。

6. 生活感が出てしまう「マグネットパネル」
最近、壁に磁石で収納ツールを貼り付けられる「マグネットパネル」が人気です。自分好みにレイアウトでき、調理器具をサッと取れるのが魅力とされています。しかし、これもまた「付けたけど、結局使わなくなった」という声が多いオプションの一つです。
その理由は、調理器具を壁にかけると、どうしても生活感が出てしまうから。おしゃれなキッチンを目指していたはずが、生活感が溢れるごちゃごちゃしたキッチンになってしまうことも…。
また、壁に付けたツール自体にも油やホコリが溜まりやすく、掃除の手間が増えるというデメリットもあります。それならば、マグネットパネルに費用をかけるよりも、キッチンの引き出し収納を充実させ、「隠す収納」を徹底する方が、すっきりと美しいキッチンが生まれます。

7. 掃除が地獄に…「フィルター付きレンジフード」
キッチンの中でも、コンロとレンジフードは特に汚れやすい場所。ここの設備選びを怠ると、後々の掃除の手間に天と地ほどの差が出ます。
レンジフードの掃除で最も面倒なのが、年末年始の大掃除なんかで皆経験したであろう油でベトベトになった金属フィルターの掃除です。この手間から解放されたいなら、絶対に「フィルターレス」のレンジフードを選びましょう。
最近のレンジフードは、面倒なフィルター掃除が不要になり、普段のお手入れは整流板やオイルトレーをサッと拭くだけで済むものが殆どです。数万円の追加投資で、これから10年以上続く面倒な掃除から解放されるなら、これほどコストパフォーマンスの高い選択はないでしょう。

まとめ:後悔しないキッチンリフォームのために
今回は、キッチンリフォームで1年後に後悔しがちな7つの設備をご紹介しました。
- キッチンのグレード: 安さで選ばず、収納力で選ぶ。
- ダウンウォール: 便利そうに見えて収納量が少なく、意外と使わない。
- 浅型食洗機: 食器が入らずストレスに。迷わず深型を。
- 独立型浄水器: 掃除が大変。手軽な一体型がおすすめ。
- 安価なステンレスシンク: すぐに傷だらけに。コーティングなどを確認。
- マグネットパネル: 生活感が出やすい。隠す収納を優先する。
- フィルター付きレンジフード: 掃除が大変。フィルターレスで未来を楽に。
キッチンリフォームは、決して安い買い物ではありません。だからこそ、目先の価格や見た目だけで判断するのではなく、1年後、5年後、10年後の自分の暮らしを想像しながら、本当に必要な機能を見極めていきましょう。この記事が、あなたの後悔しないキッチンリフォームの一助となれば幸いです。