最近、ご近所で外壁塗装をしている家を見かけ、「そろそろ自宅も考えなければ…」と思い始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身もその一人で、外壁塗装の相場を調べてみたところ、100万円を超える費用がかかると知り、大変驚きました。
一度に100万円以上の出費は、どのご家庭にとっても大きな負担です。さらに、それを現金一括で支払うとなると、心理的なハードルも高くなりますよね。そんなときに役立つのが「リフォームローン」という仕組みです。
この記事では、外壁塗装の費用や支払いのタイミング、そして家計に負担をかけずに塗装工事を実現するためのリフォームローン活用法について詳しくご紹介します。
外壁塗装の支払いタイミングはいつ?

まず、外壁塗装工事の支払いがどのように行われるのかを知っておきましょう。施工業者によって多少の違いはありますが、一般的な支払い方法は以下のいずれかです。
- 着工前に着工金(全体の3割程度)を支払い、工事完了後に残りの7割を支払うパターン
- 工事完了後に全額を一括で支払うパターン
どちらの場合も、振り込みなどの現金での支払いが主流です。つまり、工事を依頼するタイミングでは、まとまった資金を用意しておく必要があるということです。
そうなると、つい「今すぐじゃなくてもいいか」と後回しにしてしまいがち。しかし、この“後回し”が思わぬトラブルや余計な出費を招いてしまうことがあるのです。
外壁塗装を後回しにするリスク
屋根や外壁は、毎日少しずつ確実に劣化していきます。特に日本のように四季があり、雨・風・紫外線といった厳しい自然環境にさらされる地域では、そのスピードも早まります。
「貯金がたまってから…」と先送りにしている間にも、建物の劣化は着実に進行していき、結果として補修範囲が広がり、大規模な修繕工事が必要になる可能性があります。そうなると、当初予定していた費用を大きく上回ってしまうことも。
このようなリスクを回避し、適切なタイミングで外壁塗装を行うための方法として有効なのが、リフォームローンの活用です。
リフォームローンとは?そのメリット

リフォームローンとは、住宅の修繕や改装などにかかる費用を金融機関などから借り入れ、分割で返済していく仕組みです。
外壁塗装にリフォームローンを活用することで、以下のようなメリットがあります。
- まとまった資金が手元になくても塗装工事ができる
- 資金不足を理由に塗装を後回しにせず、劣化が進む前に工事ができる
- 手元に現金を残しながら、毎月の返済で計画的に支払いが可能
例えば、お子さんの進学、車の買い替えなど、家計の出費がかさむタイミングと外壁塗装の必要時期が重なることもあるでしょう。そんなときに、リフォームローンで支払いを分散することで、家計への影響を最小限に抑えつつ、必要なメンテナンスを実施することができます。
特に「手元に資金が残っている」ということは、家族にとって精神的な安心にもつながります。
リフォームローンを利用する際の注意点

もちろん、ローンには注意すべき点もあります。リフォームローンを利用する場合は、次の2つをしっかり理解しておきましょう。
- 金利がかかる
ローンには利息がつきます。たとえば、一括で支払えば100万円で済む工事も、ローンにすると返済総額がやや増えることになります。 - 審査が必要
リフォームローンも、ほかのローンと同じように金融機関や信販会社の審査が必要です。過去の借入状況や現在の収入などをもとに審査されるため、事前に準備しておくことが大切です。
賢い借り方:おすすめのリフォームローンの利用方法

では、実際にリフォームローンを組む際におすすめの方法を2つご紹介します。
① 住宅ローンを契約した金融機関からの借り入れ
すでに住宅ローンを組んでいる方であれば、同じ銀行や金融機関からリフォームローンを申し込むと、口座情報や信用実績があるため審査がスムーズに進む可能性があります。条件も比較的優遇される傾向にあります。
② 外壁塗装業者が提携する信販会社を利用する
外壁塗装業者が提携している信販会社から借り入れる方法もあります。業者を通して申し込むことで、申請手続きが簡略化され、書類のやりとりも最小限で済む場合があります。
さらに一部の業者や信販会社では、金利優遇キャンペーンを行っていることもあり、うまく活用することで通常よりも有利な条件でローンを組むことができます。
「信販会社は金利が高そう」と思われるかもしれませんが、実際には銀行系のリフォームローンと同程度の金利であることが多いです。現在の相場では、年利2〜3%程度が一般的です。
返済シミュレーションの重要性

例えば、金利2.95%で100万円を借り入れた場合、月々の返済額は約9,600円。10年間で完済できる計算です。このように、月々の返済額をしっかり把握しておけば、将来的な出費(お子さんの入学金や車の買い替えなど)とのバランスも考慮しやすくなります。
ローンを利用する際は、「何年で返済するのか」「月々いくら支払えるのか」「今後必要になる他の出費との兼ね合いはどうか」などを事前にシミュレーションしておくことがとても重要です。
最後に:後悔のない選択をするために
今回は、「外壁塗装とリフォームローンの活用法」についてご紹介しました。
塗装工事を先延ばしにすることで、結果的に余計な修繕費用がかかってしまうというリスクは無視できません。必要なタイミングで、必要なメンテナンスを施すことが、家を長持ちさせ、結果として家計にも優しい選択につながります。
「リフォームローン」という選択肢を上手に活用することで、無理のない支払い計画を立てながら、外壁塗装を含む住宅のメンテナンスを着実に進めることが可能になります。
今後、塗装工事の計画を立てる際には、ぜひリフォームローンという方法も選択肢の一つとして検討してみてください。家も家計も、バランスよく守っていきましょう。